2022.3.18 / ガーデニング(GARDENING)草花(FLOWER & PLANTS)
Ranunculus ラナンキュラスはキンポウゲ科の多年草ないし、球根植物ですが、その種類は500種以上と実に多様です。
私たちが園芸店でおなじみのラナンキュラスは、「ラナンキュラス アジアティクス」
関東暖地では、12月頃から寄せ植えの材料にしますが、寒い時期は軒下の霜が降りない場所で。
近年は実に花いろ豊富に出回っています。
秋植え春開花の球根で、バラのように花弁が多く花色も豊富ですが、多湿を嫌うので、滅多に日本の夏越しができません。
いえ、ロンドンの庭で育てていたときも、夏にいなくなってた。球根からの栽培も初心者には難しかった印象です。
耐寒性が強いわけでもないので、アネモネのように、花を咲かせたまま12月から2月、若干寒さには気を使いつつ。
でも、1.2.3月に良い株を見つけたなら、花の鑑賞して過ごすことができて、楽しみの多い花です。
この写真は、1月に。私の庭で。
(3月16日星の王子さまミュージアムで苗で植えたラナンキュラス ラックス)
また、ここ数年は、日本で作出されたラナンキュラス ラックスが人気だし、温暖地では丈夫で夏越しできるので、それこそ、はままつフラワーパークには200株以上。
先日放送された ETV 趣味の園芸でも、私の写真で、はままつフラワーパークを紹介していただきました。
1ヶ月以上にわたってたくさん咲くので、景色を見せたいガーデンでも重宝しています。
しかし、北海道や中之条ガーデンズなどでは耐寒性の点で只今若干手間取り中。
冬は弱温ハウスで養生を。
フジが満開になるころは少し終わりかけのラックス。ちょっとくたびれている時期の写真です。
ラナンキュラスが温暖地で元気な理由は花が終わった後に休眠するので、夏の間、水捌けさえ良い場所に植えっていたなら生き延びる。
地植えで、水捌けが心配だったら掘り上げて、ポットに移して庭の端っこに放っておいても秋には葉が吹いてきて健気です。
なので、植木鉢でカラカラの状態でも、雨に当たっていても、秋になると、青々と葉っぱを吹きかえしてくるのが魅力です。
特に夏の間、葉が茂って混み合いがちな庭で。姿を消してしまうのですから助かります。
それで、私の庭でも、10株以上が何年もの間元気にサバイバルをしています。
そして
ラナンキュラスのゴールドコインやラナンキュラス フラムミュラなどは
コボレダネや地下茎などで旺盛に増える多年草で、それが北海道で咲くのは初夏のことです。
写真は6月下旬、北海道 銀河庭園でデルフィニュームの間に散りばめたように咲く
ラナンキュラス アクリス。俗名 英名メドウ バターカップ。イギリスの野山で時々目にする野草です。
北海道 銀河庭園は、まだ本日の時点で積雪が80センチあるとのことです。
今年は、北海道の雪。すごかったようですが、雪に守られてうまくいく植物もあるし
雪で枝が折れてその整理が大変な春でもあります。
私は、銀河庭園は、5月24.25.26日、6月22.23.24日、7月8.9.10日のガーデンワークを予定しています。
7月は9日にガーデン・ウォークイベントがあり、その企画も只今進んでおります。
今年は、飛行機に乗って、ちょっと遠出の旅ができると良いですね。
花の見頃。今年は、去年と違うでしょうか?
先日、朝のNHKのニュース番組で桜の開花予想がでていました。
へえぇ。そうなの?!と思ったので、撮ってしまいました。合計の気温で予測ができるの??
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